上の写真2枚は今迄取り付けてあった銅アンコーです。
（左側写真）
アンコー呼び樋底部が剥がれ雨水が飛び出ていた全体写真です。
作製するのに現場から取り外してきました。
（右側写真）アフターになっていますが間違いです。施工前の現状写真です。ゴメンナサイ
底部に丸がついている箇所が、剥がれている部分です。ここから雨水が雨が降るたびにこぼれ落ちていました。
完成したアンコーの取り付けた写真は下でご紹介しています。

上の写真2枚は今迄取り付けてあった竪樋です。受けますの下部が破損し雨水が流れ出ていました。
青くロクショがふいているのが水あとです。（二枚とも施工前の現状写真です。）
修理が不可能でしたので全く同じに新しく作製いたしました。
（作成した時の写真をとり忘れました。申し訳ありません。）
新しく作成した雨樋は下の写真です。

今迄取り付けてあった雨樋と全く同じに作製しなければならなかったので作るのに大変苦労しました。

（左側写真）
アンコーの下部から雨漏れしていたので新しいアンコーに交換致しました。
（中央写真）
受けますの下部が破損し、新しく作り直した竪樋です。以前についていたのと全く同じに作製しました。
（右側写真）
竪樋を下まで全部交換した全体写真です。

日本の気候は昔と変わりました。現在の雨は昔と違って酸性雨となっています。
酸性雨が銅板を浸食し穴を開けたり、ハンダを剥がしたりします。
従って現在商品化されている銅雨樋は酸性雨に耐えられるよう工夫して作成されています。
又、施工要領でもハンダを使用しないで、特別な接着材を使用してのリベット止めとしています。
30年以上前までは銅板は豪華で長持ちするという事で農家造りの家には良く使われました。
今では銅板はあまり使われません。現在はステンレスやガルバリウム鋼板が主流となっています。

お客様の建物は全部が銅板で施工されている事から、酸性雨に対応した銅雨樋を取り寄せ、加工取付しました。

最後に

いくら銅雨樋とは言え交換した場所以外は新築時からの古い銅雨樋です。あと数年でいろいろなところが壊れて参ります。きめ細かなメンテナンスが必要です。
お客様の建物は大変立派で高額な建物です。雨に対する対策を常に心がければ十二分に持ち、これからも家族を守ってくれます。
お客様にはいつでも電話下さるよう話しました。

Creativu Amenity LIfe

現在、板金やさんで銅板工事を出来る職人さんはあまりいません。
それは時代の流れと共に、銅板工事が無くなってきたからです。
つまり銅板工事を経験していない職人さんが大変多いのです。
「街の屋根やさん龍ヶ崎店」は開業以来50年以上の歴史と経験を要しています。小物の製作から銅板屋根工事と幅広く経験を積んでいます。どんな面倒な工事でも安心してお任せ下さい。
ここに頼んで良かったとお客様の笑顔を見るのが何よりです。気軽にお電話下さい。